メールマガジン「ペットビジネス専科』
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「犬種研究 ミニチュア・シュナウザー」

詳細
 


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 ■  ■ ■      ■     ペットビジネスの転ばぬさきの杖
 ■■■■ ■■■■   ■     メールマガジン  2005/01/21
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 ■    ■■■■   ■     「ペットビジネス専科」89号
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「ペットビジネス専科」41号以降はペットビジネスの根幹たる「犬」に焦点を
あて、我が国で流通する各犬種についてペットビジネス従事者が知るべきレベ
ルで掘りさげていきます。
日本畜犬学会を窓口とし、各犬種の専門家のご協力を得て刊行されます。

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        「犬種研究 ミニチュア・シュナウザー」
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ドイツのババリア地方で牧羊犬として古い歴史を持つスタンダード・シュナウ
ザーと、アッフェン・ピンシャー、ミニチュア・ピンシャーとの異種交配によ
って作出された犬種。
口髭をドイツ語でシュナウツと言い、犬種名はこの犬の口髭に由来するもの。
ドイツではツベルグシュナウツァーと呼ばれている。
シュナウザーのサイズ別3犬種の中では最も小さく、最も新しい犬種である。
通常、犬種の小型化は小型の個体を選び、選択繁殖によって行われるが、ミニ
チュア・シュナウザーの場合は、外見の似通ったアッフェン・ピンシャーとの
異種交配を行い、そののち選択繁殖によって小型化している。

ミニチュア・シュナウザー作出の初期には両親犬がミニチュア・シュナウザー
であるにも関わらず、出産子犬をミニチュア・シュナウザーとアッフェン・ピ
ンシャー、ミニチュア・ピンシャーに分けて登録したと言う記録も残っている。
ミニチュア・シュナウザーを長毛のミニチュア・ピンシャーと呼んでいた時代
もある。

ミニチュア・シュナウザーはもともと農場に出没するネズミを捕る用途の犬で
あった。
ミニチュア・シュナウザーの髭や眉毛は追いつめたネズミの反撃から顔を守る
ために残されたものである。
小型ながら体力強壮で、ミニチュア・シュナウザー1頭でかなり広い範囲の農
地の見張りができたと言う。
ミニチュア・シュナウザーはテリア犬種の中でもやや特異な存在である。
多くのテリア種の原産はイギリスで、地形的な事情から穴に潜って獲物を攻撃
するよう特化して育てられているが、ミニチュア・シュナウザーは広い意味の
農場犬(番犬)としての歴史をもち明朗な気質に固定されている。

犬種の分類は、その犬種の「用途」による分類と、生物学的な「系統」による
分類があるが、ミニチュア・シュナウザーについてはイギリスとアメリカで判
断がわかれている。
イギリス(KC)ではミニチュア・シュナウザーをテリアグループとせず、ユー
ティリティ犬種に分類しているが、アメリカ(AKC)はシュナウザーには当時
ドイツがイギリスから輸入したテリア犬種の強い関与がある、との主張でシュ
ナウザーをテリア犬種として来た。
(1954年、AKCはスタンダード・シュナウザーについてはテリアからワーキ
ンググループに移籍している。)

ミニチュア・シュナウザーは体高が体長に等しいスクェア型で、シュナウザー
3犬種の中で最も洗練されたスタイルに完成されている。
頑健で機敏、筋肉が良く発達している。
慎重さ、訓練のし易さ、絶対的な忠誠心、注意深さ、勇気、天候に対する耐久
力等がこの犬の評価を高め、最良の家庭犬と言われる理由である。
世界的に人気が高く、近年我が国でも愛好者が増加している。

毛色はソルト・アンド・ペッパー、ブラック、ブラック・アンド・シルバーで
ある。
ウルフ・スピッツから受け継いだと言われるソルト・アンド・ペッパーの被毛
色は異なる色の毛が混ざって生えているのではなく、1本の毛が明暗の縞模様
(霜降り)をなしている。
幼犬時の毛色は成犬よりもかなり濃い。
ブラック単色の場合は、髭は幾分変色しても許容され、胸の小白斑も許される。
近年ホワイトのミニチュア・シュナウザーが登場しているが、アメリカAKCな
どホワイトの被毛を失格としている団体もある。

自然の状態では耳は垂れているが断耳して立耳にする事があり、尾は出生直後
に断尾される。
ミニチュア・シュナウザーの被毛の手入れは正式にはプラッキング(引き抜く)
する事により行われる。
ミニチュア・シュナウザーは網膜萎縮症、若年性白内障など遺伝的な眼科疾患
を発症する可能性が高い事でも知られている。

(写真参照)
http://www.dogfan.jp/zukan/terrier/minischnauzer/index.html

(データ)
原産地  ドイツ
分 類  テリア(AKC) 
     ユーティリティ(KC)
     第2グループ(JKC)
体 高  おす、めす30〜35cm  
体 重  おす、めす6〜8kg

出産数  JKC 13,299頭(全犬種中 13位)2003年
     AKC 24,080頭(全犬種中 11位)2004年

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http://www.j-pet.com/jpic/j.html
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