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■ ■ ■ ■ ペットビジネスの転ばぬさきの杖
■■■■ ■■■■ ■ メールマガジン 2004/11/05
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■ ■■■■ ■ 「ペットビジネス専科」78号
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「ペットビジネス専科」41号以降はペットビジネスの根幹たる「犬」に焦点を
あて、我が国で流通する各犬種についてペットビジネス従事者が知るべきレベ
ルで掘りさげていきます。
日本畜犬学会を窓口とし、各犬種の専門家のご協力を得て刊行されます。
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「犬種研究 アイリッシュ・テリア」
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文字通りアイルランドを代表するテリア。
アイリッシュ・テリアの起源は定かではないが、テリア犬種中もっとも古い犬
種の一つである事は確かである。
アイルランド南部の地域が発祥で、古くから番犬、小型害獣の駆除犬として飼
育されていた。
泳ぎが達者で、水中作業を得意としカワウソやキツネ猟で活躍した。
この頃すでに現在のアイリッシュ・テリアの形が完成されており、他犬種との
混血なく固定されたテリアの純粋種である。
1875年グラスゴーでのドッグショー以降、公認犬種として扱われ「キルニー」
と「エリン」と呼ばれるチャンピオン犬に注目が集まった。
この2頭のアイリッシュ・テリアが優秀な子孫を輩出する事となり、「アイリ
ッシュ・テリアの父と母」として歴史上に名を留めている。
アイルランドでは、アイリッシュ・テリアに断耳を行い、立ち耳にしていた歴
史がある。
1880年代、アイリッシュ・テリアはイギリスで人気犬種となり、1889年には
KC(英国ケネルクラブ)のドッグショールールに従い、断耳が禁止された。
アイリッシュ・テリアは訓練性能抜群で理解力、記憶力に優れ、主人に忠実で
優れた猟犬であるが、並外れて猟欲が強く、獲物に咬み付く癖がある。
結果にはおかまいなく敵に飛びつくので「向う見ず」と言う異名があるほど大
胆なのも本犬の特徴である。
アイリッシュ・テリアの無鉄砲な性格は、第一次大戦の際に軍用犬として利用
され成果をあげたと伝わっている。
伝達手段が断たれた戦場で、伝令役として敵の砲弾の中に飛び出して行ったの
である。
アイリッシュ・テリアの体形は他のテリア犬種とは異なっており、体構や性格
が似ている事から、アイリッシュ・ウルフハウンドのミニチュア犬と称される
事がある。
テリアでありながら猟技では、ハウンドやスパニエルの技もこなす。
アイリッシュ・テリアはすべてのテリア犬種中、もっともテリアらしいテリア
と呼ばれ、優雅なスタイルとテリア本来の毅然とした性質を継承している。
エアデール・テリアをひと回り小さくしたサイズで、アイリッシュ・レッド・
テリアと呼ばれる事があるように、赤みがかった小麦色の単色被毛が特徴であ
る。
アイリッシュ・テリアの個体評価は、外観と特に気質に重点を置いて行われる。
猟犬であり、護衛犬であった当犬の歴史を反映した「活気」と「闘志」が備わ
っていなければならない。
アイリッシュ・テリアは決して無鉄砲なだけではない。
高い順応性を有し、猟犬としての優れた資質を家庭内でも発揮する。
現在では「本物のテリア」を求める愛犬家によって知的で忠実で正直な家庭犬
として飼育されている。
欧米で開催される野外の狩猟競技会で常に高成績をあげているのもこの犬種で
ある。
都会生活では他の犬や小動物に対して攻撃的な行動に出る事があるので、充分
なトレーニングを必要とする。
(写真参照)
http://www.dogfan.jp/zukan/terrier/Irish_Terrier/index.html
(データ)
原産地 アイルランド
分 類 テリア(AKC)
テリア(KC)
第3グループ(JKC)
体 高 おす46cm めす46cm
体 重 おす11kg めす11kg
出産数 JKC 1頭(全犬種中 143位)2003年
AKC 303頭(全犬種中 112位)2002年
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