この犬種の祖先はシベリア原産と考えられていますが確証はありません。 マラミュート族(マールマット・イヌイット)によってそり引き、狩猟、漁業用に長期間にわたって飼育されてきました。 アラスカがアメリカの領土となった時、アラスカに入ったアメリカ人探検家は「数百マイルもそりを引く、疲れを知らぬ犬」「犬の力を借りる事なくこの地域を旅行する事は不可能」と述べ、その能力を賞賛したとか。 現在でも極地帯での理想的なそり犬として評価されており、極地の探検や冒険には欠かせない犬種です。 定期的に開催されている犬ぞりレースでも多くの記録を作っています。 外観や目の表情がオオカミに似ていますが、性格はおだやかです。 人に対する親和性に優れ、献身的で忠実な伴侶犬となります。 耐寒性に優れた毛は密生しており、体熱の放射を妨げるため、温暖地での飼育では熱射病対策が必要です。 ちなみに、ふさふさした巻き尾は氷上で眠る時に顔を覆い、寒さから身を守るために役立つそうです。