犬は外で飼うのが普通だった時代に、日本で初めて座敷犬として室内で飼われました。
「ちん」という名前の由来は「ちいさいいぬ」がつまったものと言われています。
「狆」の文字は和字と言われるもので、室内で飼育する犬の意味だとか、狗と猫の中間を表すとか色々な説があります。
江戸時代の大奥での溺愛ぶりをきっかけに大名の間で人気犬となり、やがて町人にも飼育され始め「富豪」の象徴となったそうです。
その贅沢な生活は、歌舞伎の台詞で「いっそ狆になり たい・・」と言われたほど。
「 飼育解説本」が出版されたり、狆専門の泥棒が出たり、狆を専門に診る医者も居たとか。
ちなみにこれが日本の獣医の始まりと言われてます。
効果があったのかどうか、狆が喜んだのかどうか不明ですが、狆を大きくしないために「酒を飲ませる」と言う説もありました。
このように異常とも言える程大切にされた歴史は中国宮廷で飼育されていたペキニーズの扱いと似ています。
どこの国でもこんなことが起こるのでしょうか 。
開国を迫ったペリーがイギリスへ持ち帰ったことで海外にも紹介され、浮世絵版画と同じく当時の日本の主要輸出品目だったそうです。
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監修:日本畜犬学会
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