ペットのイエローページ技法の解説
 
トイレのしつけ方法
食餌のしつけ方法
アイコンタクト
脚側行進
お座り
来い
伏せ
リーダーとして認めさせる
 
伏せ

犬が肘と腹部を地面につけている状態を「伏せ」と言います。「伏せ」は「座れ」以上に安定した姿勢で、一定以上の時間「伏せ」の姿勢を続けさせても犬の負担は大きくありません。「伏せ」ができれば、犬を一定時間待たせる事ができるようになります。
反面「伏せ」は犬にとって突発的な事態に対し反射的に行動するには不利な姿勢です。このため、神経質な犬ではテリトリー外の慣れない場所や、他人や他の犬が近くにいる場所では簡単に「伏せ」ようとはしません。しかし、ある種の行動の禁止や事故防止にも役立つので、「伏せ」のトレーニングは必須です。
また「伏せ」は単純な動作ではありますが、犬の月齢を増すごとに、習得させるのが難しくなるトレーニングです。 自我意識がそれほど強くない子犬の段階で完全に習得させる事が良いでしょう。

 
  • まず子犬リ−ドをつけ、トレーナーは地面にひざまづき、食物を子犬に見せ、子犬が食物をとれないように手のひらを広げ食物を覆います
モチベーターとして今回は食物を利用したトレーニングをしているだけなので、他のものを代用してもかまいません
伏せのトレーニングの写真
 
  • 子犬は食物をとろうと色々な方法を試しますが、子犬は食物を見る事もできず、臭いを嗅ぐためにトレーナーの手を鼻でどけようとします
この時子犬はすぐに伏せの姿勢でこの事をした方が良い事に気づきます
 
  • 子犬が伏せの姿勢になった瞬間、「伏せ」の声符をだし、充分に誉め食物を与えます
子犬が「伏せ」の姿勢の時に食物を与える事が重要です
伏せのトレーニングの写真 伏せのトレーニングの写真
   
伏せのトレーニングの写真 伏せのトレーニングの写真
 
  • トレーニングの最中横に寝てしまっても、幼犬の場合は最初はおおめにみましょう
それぞれの犬にあったトレーニングの方法を時間をかけて見つける事が重要です
伏せのトレーニングの写真
 


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